北京
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外交部の趙立堅報道官は24日の記者会見で、国連総会で採択された米国による対キューバ制裁の解除を求める決議について、「国連総会では、これまで29回に渡り圧倒的多数で、『米国はキューバに対する経済や商業、金融の封鎖を終結させねばならないことに関する決議』が可決された。あらゆる国が、国連憲章と国際法の準則を順守するよう促す」と述べました。
趙報道官は、「遺憾なことに、米国のキューバに対する封鎖はいまだ停止されていない。中国は一貫して、各国の社会制度と発展の道についての権利を尊重することを主張し、国際法を基礎とする国際秩序を守り、国際社会における公平さと正義を守り、軍事、政治、経済、その他の手段で他国に対して一方的な制裁措置を実施することに反対している。中国は、キューバに対する経済、商業、金融の封鎖をただちに全面的に解除するよう米国に促す。これは国際社会の呼びかけでもある」と述べました。
趙報道官はまた、「米側がキューバと正常な国家間関係を発展させることを望む。これは、両国国民の共通の利益に合致し、米大陸地区全体の平和と安定に役立つ」と表明しました。(とんとん、鈴木)