北京
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前国連事務総長、ボアオアジアフォーラム理事長の潘基文(パン・ギムン)氏はこのほど、チャイナ・メディア・グループ(中央広播電視総台/CMG)の取材を受け、「中国が国際問題に積極的に参加することは、より調和のとれた世界を建設するために役立つ」と述べ、「平和と繁栄を実現するために、世界は中米両国の協力を必要としている。中国と米国がともに勝者になることを望んでいる」と、期待を示しました。
潘氏はまた、「中国の発展は世界経済と国際秩序に大きな影響を与え、より調和のとれた世界の建設に役立つ。(中国の)経済成長は国際的な影響力を拡大させているだけでなく、アジア太平洋地域とアジア太平洋以外の地域の繁栄を実現するための様々な形での対話と協力の機会を作った。世界は中国と中国国民が各分野において建設的な役割を果たすことを期待している」と表明しました。
潘氏はさらに、「中米が手を携えて協力していくことは、全世界的な試練に対処するために大きな役割を果たす。両国が緊密に協力し、協力を通じて相互信頼を絶えず強めていくことを望む。世界は中米の協力を必要としている。中国と米国のいずれもが勝者になることを望む」と、国連事務総長経験者としての認識を示しました。(佟同、鈴木)