北京
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「一帯一路」アジア太平洋地域国際協力ハイレベルビデオ会議が23日、開かれました。会議のテーマは「新型コロナ対策協力強化 景気回復の促進」で、コロンビアの大統領を含む29カ国の政府要人や国連など国際組織の代表が出席しました。
会議を主宰した王毅国務委員兼外交部長は習近平主席の書面によるあいさつを読み上げた後、「一帯一路」イニシアチブ提起8年間の成果について、「中国と『一帯一路』協力文書に調印したパートナー国家は140カ国に達しており、中国との貿易額は累計9兆2000億ドルを上回っている」と明らかにしました。
王部長は、中国とアジア太平洋地域各国の今後の取り組みについて、「世界の新型コロナ対策に域内の案を提供する。世界の相互接続と相互連結に域内の活力を注いでいく。世界経済の持続可能な回復に域内の自信を伝える」と、「一帯一路」のハイクオリティーな発展に意欲を示しました。さらに、「アジア太平洋運命共同体と人類運命共同体の構築により大きな貢献をしたい」という中国の姿勢を強調しました。
これに対して、各出席者は「団結と協力は新型コロナに打ち勝つ鍵である。ワクチンは全世界の公共財として公平に分配されるべきだ。これにより発展途上国がより利用しやすくなり、負担軽減につながる」と表明しました。
会議は29カ国が共同で掲げた「一帯一路」のワクチン協力パートナーシップ提案とグリーン発展パートナーシップ提案を発表しました。(朱、浅野)