北京
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中国南部の広東省広州市政府が22日の記者会見で、新型コロナウイルスによる感染症の再燃を封じ込め、渡航による感染のリスクを最小限に抑える取り組みとして、空港スタッフと入国者に対する管理を強化しているとしました。
それによりますと、感染症が広まり始めた昨年2月以来、合わせて3156便の国際便が広州の空港に到着しました。今年6月20日までに、広州市に入った入国者の人数は累計して60万6962人に上り、このうち877人の感染が確認されました。
広州市は海外からウイルスが持ち込まれるリスクを減らすため、入国者や国際貨物便サービスとその保障にあたるスタッフを対象に、リスクの程度により高、中、低といった3つのランクに分けて管理をしています。
また、国際線に対しての専用の通路も設けており、国際便の乗組員全員に指定されたホテルでの滞在を求め、集中的な管理を行うなどの対策をとっています。