北京
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中国の第3世代宇宙追跡艦「遠望6号」は、宇宙貨物船「天舟2号」と有人宇宙船「神舟12号」の遠隔測定、追跡、コマンド(TT&C)タスクを完了した後、21日に母港に戻りました。
「遠望6号」はこれまで29日間、海上での任務遂行にあたり、2つのミッションで5000海里以上を航行しました。「天舟2号」と「神舟12号」が打ち上げられた後、「遠望6号」は唯一の海上観測ポイントとして、目標の捕捉から追跡完了までの間に、太陽電池パドルの展開など重要な指令を含め、宇宙飛行士の画像及び音声情報をリアルタイムで送信し、宇宙船と地上とのデータ通信で重要なサポートを提供しました。
今年に入ってから「遠望6号」は6回連続して出港し、海上での航行期間は130日間を超えています。なお、今回は「遠望6号」にとって70回目の任務遂行となりました。