北京
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今年は中国と欧州や「一帯一路」沿線国を結ぶ国際貨物列車「中欧班列」の運行開始から10周年に当たる年です。外交部の趙立堅報道官は22日の定例記者会見で、「これまでの10年、中欧班列の運行本数は累計で4万本を上回った。欧州22カ国の160以上の都市に乗り入れ、沿線の数億の人々に目に見える形での利益をもたらし、沿線諸国にとっての互恵ウィンウィンの懸け橋となり、絆となった」と指摘しました。
趙報道官はまた、「商務部が発表した最新データによると、今年1月から5月までだけで、中国から『一帯一路』沿線諸国への非金融分野の直接投資は前年同期比13.8%増の74億3000万ドルに達した。コロナ禍の中で、『一帯一路』建設は沿線諸国の経済回復と発展に強大な動力を提供し、沿線諸国の人々による心からの支持と称賛を得た」と述べました。
趙報道官はさらに、「新型コロナウイルス感染症が発生して以来、中欧班列は欧州に累計1199万件、9万4000トンの対策物資を輸送し、世界の産業チェーンやサプライチェーンの安定を力強く保障し、沿線各国の人々の生命の安全と健康を守る上で重要な役割を果たしてきた」と紹介しました。(Yan、鈴木)