北京
PM2.577
3/-2
イランの国営テレビは19日、司法府代表を務めるライシ師が第13期イラン大統領に選ばれたと伝えました。同氏の得票率は約61.9%だということです。
イランの次期大統領に選ばれたライシ師
イラン内務省が同日発表したデータによりますと、今回の大統領選挙の投票率は48.8%でした。
同日、現任のロウハニ大統領がライシ師と会い、当選への祝賀の意を示しました。これに対し、ライシ師は「新政権は国家が直面する課題を解決するために努力し、国民が期待する明るい未来を築いていく」と表明しました。ロウハニ大統領は「2021年8月3日から、新たなイラン大統領にライシ師が就任する。今から、私を含むすべての政府関係者がライシ師を支持し、権限の円滑な引継ぎを確保する」と示しました。
ライシ師は60歳で、保守派の聖職者です。今回の大統領選挙では「貧困、腐敗、恥辱、差別に反対する」というスローガンを掲げており、「強く、歓迎されるイラン政府」の構築を求めています。(Mou、謙)