北京
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孫春蘭副総理は17日、国家体育総局に赴き、東京五輪に参加する中国代表選手とコーチ、スタッフを訪ねました。
これまでに、中国は東京五輪の30競技221種目について参加資格を得ており、選手たちは全力で準備に取り組んでいます。
孫副総理はフェンシング、自転車、射撃、アーチェリーなどの国家代表チームのトレーニングを視察し、選手とコーチから状況を聞き取りました。
孫副総理はその際、「東京五輪の開幕まで、あと30日ほどだ。各準備作業を細部まで全うし、感染症対策とトレーニングをバランスよく進め、選手の健康と安全を終始第一に考えて、コロナ禍がトレーニングに与える影響を最小限に抑えるように」と指示しました。また、「各チームは公開・公平・公正の基本原則を守りながら、最も優秀で最も強い選手を選出し、選手のケガや病気を防ぎながら、飲食と栄養、器具や設備、メンタルケアなどを確実に整えるように」と求めました。
孫副総理はさらに、「ドーピング行為には一切容赦せず、食料品、薬品、サプリメントなどの監督管理を強化し、選手に対する日常生理機能のモニタリングを定期的に行って、ドーピングの防止と反対を徹底していく」と強調しました。(Lin、謙)