北京
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中国工業・情報化部と安徽省人民政府が共催する2021世界ディスプレー産業大会が安徽省合肥市内で開催されています。今大会のテーマは「世界を示す、未来を見る」で、世界から関連産業チェーンの著名企業十数社が出展しています。
今大会では主催側が、バーチャル実験が可能な「スマート黒板」、空中ディスプレーの非接触ATM、LED曲面ディスプレーなどを展示するために、700平方メートル以上の新型ディスプレー革新技術製品と応用事例展示エリアを設けました。全世界の36社が110件もの展示を行うことで、産業チェーンの上流と下流および各技術流派の革新成果が集中的に展示され、多くの入場者の目を引きつけています。
今大会は「魔法のような科学技術」によるディスプレー製品の展示以外にも、関連産業の上流と下流間の研究開発分野における交流と協力の促進を目的としています。上海協力機構 (SCO)のウラジミール・ノロフ事務総長はあいさつで、新型ディスプレーは5G接続、人工知能、IoT(モノのインターネット)、スマート自動車、超高精細ビデオなどの新興産業と深く融合することで、経済や社会の発展に深く広い影響を与えると述べました。今大会は、上海協力機構メンバー国などの各国や様々な団体が手を携えて困難に立ち向かうことで、グローバル化の成果を共に享受し、互恵とウィンウィンを実現することを狙いとしています。
世界ディスプレー産業大会は安徽省合肥市でこれまで3回連続開催されており、世界新型ディスプレー産業の交流と協力の新たなプラットフォームとなっています。(閣、鈴木)