北京
PM2.577
23/19
報道によりますと、米国のブリンケン国務長官はこのほど開かれた米上院予算委員会で、新型コロナウイルスについて「中国は透明性のある情報開示や情報の共有といった基本的な責任を果たさなかった」と再び非難したということです。
これを受け、外交部の趙立堅報道官は17日の定例記者会見で、「米国は、世界で最も進んだ医療技術をもっているが、新型コロナウイルスの感染者と死者が最も多い国となった。これについて、なぜ責任を負う政治家がいないのかと、多くの人々が疑問に思っている」と指摘しました。
趙報道官はまた、関連の質問に答え、「米国側の発言はまったくの事実無根だ。新型コロナウイルス感染症の発生後、中国は速やかに世界保健機関(WTO)に状況を報告し、また、判明次第すぐにウイルスの遺伝子配列情報を世界各国にシェアした。中国は最も厳格かつ専門的で効率的な情報開示制度を確立し、権威性のある情報をタイムリーに公表して、180以上の国と10余りの国際組織および地域組織との間で技術交流を行い、感染症に関する情報を共有している」と強調しました。
趙報道官はさらに、「中国は一貫して開放的かつ透明な態度で、新型コロナウイルスの起源究明においてWHOと協力している。WHOの中国訪問も2度にわたり受け入れた。残念なことに、米国の一部の人間はWHO主導の起源調査の前期の研究成果を無視し、虚偽の情報を何度も拡散して、中国を攻撃している」と指摘しました。(藍、謙)