中国の養豚業が回復、豚肉価格が安定化へ

　農業農村部の発表によりますと、中国の養豚業はコロナ禍にもかかわらず、急速に回復しており、3年先の目標を前倒しして達成したということです。

　最新のデータによりますと、全国の繁殖用の母豚の数は20ヶ月連続で増加しており、前年同期比19.3%増え、肉豚の数も前年同期比23.5％増加したということです。また、肉豚の生産能力が向上したことにより、豚肉の価格は下落傾向が続き、6月第2週、全国500の県や市で豚肉の平均価格は1キロあたり16.24元（約280円）で、前年同期比45.4％下落したということです。