中国がイスラム開発銀行と協議　関係国の新型コロナ対策を支援

　中国外交部の趙立堅報道官は16日の定例記者会見で、中国とイスラム協力機構の下部機関であるイスラム開発銀行が協力協議を結んだことを明らかにしました。協議によりますと、中国は、アフリカのイスラム諸国11カ国の公共衛生実験室用機材の購入、人材育成などをサポートし、関係国の新型コロナと戦う能力の向上を支援するということです。

　趙報道官は、「中国はイスラム諸国と伝統的な友好関係を持ち、密接な協力関係を保っている。中国は、イスラム協力機構との関係発展を高度に重視し、同機構及び下部機関との交流と協力をさらに強化し、双方の関係を新たな段階へ推し進めたい」と語りました。（李、吉田）