北京
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中国西南政法大学人権研究院は15日、新疆の綿花生産に関する調査報告を発表し、新疆南部での綿花栽培・収穫の機械化が一般化したことを明らかにしました。
研究スタッフは今年3月から綿花栽培が比較的集中している新疆南部の阿克蘇(アクス)地区、喀什(カシュガル)地区および和田(ホータン)地区で調査を行いました。その結果、新疆の多くの地域で綿花栽培の機械化が実現し、耕作、種まき、管理、収穫、整理などの全過程の機械化が進んでおり、高効率化、自動化、スマート化に向かっていることが分かりました。
阿克蘇(アクス)柳源地域のドローンによる種まき作業
喀什(カシュガル)市で使用されている農薬散布器
そのうち、機械による綿花の収穫は一般化しています。アクス地区の2020年の機械による綿花作付面積は全地区の71.3%を占め、カシュガル地区岳普湖県では50%以上を占めました。
実際に使われている200万元超(約3440万円)の機械
研究スタッフはまた、ここ数年来、綿花協同組合が新疆各地で多く設立され、綿花生産の組織化、大規模化が大幅に向上していることを発見しました。綿花農家のために耕作、種まき、植物保護、収穫など各種関連サービスを提供する企業が日増しに増え、栽培の専門化レベルを高めると同時に、綿花の生産コストを大きく下げ、生産効率と綿花の品質を高めたことも分かりました。このほか、地方政府は綿花生産機械に対する補助金を増やし続けています。これらすべての変化により、新疆地区の綿花の機械化生産は全国上位を保つことができ、機械化率も大幅に向上しました。(怡康、多部)