北京
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6月15日は上海協力機構(SCO)創設20周年の記念日です。中国外交部の趙立堅報道官は15日の定例記者会見で、「20年来、SCOは国際的な情勢の激変を経験し、新たな形の地域組織の協力と発展の道を模索することに成功し、地域の安全と安定、発展と繁栄を促進するために重要な建設的役割を果たして来た。また、新たな形の国際関係と人類運命共同体の構築のために重要な模索を実践してきた」と述べました。
趙報道官は、「SCOは平和、発展という時代の流れに順応し、相互信頼、互恵、平等、協商、文明の多様性の尊重という『上海精神』を創造的に主張している。加盟国は非同盟、非対立、第三者を対象としないという原則を奉じ、重要な国際問題や地域問題への対応において密に意思疎通を図り協調している。また、テロ対策、麻薬の禁止、国際警備、情報セキュリティなどの分野での協力を全面的に推進している。さらに、経済貿易、交通、金融、農業、地方などの協力メカニズムを構築し、各国の開発戦略および地域協力の取り組みと『一帯一路』イニシアティブの共同建設の推進を連結することで、各国の発展と振興を促進するために強大な原動力を注ぎ込んでいる」と述べました。(馬げつ、坂下)