北京
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米国防総省のある公職者が、米政府と立場を異にする文章を発表して調査を受けたことについて、中国外交部の趙立堅報道官は15日、「米側が言論の自由について語る時は、一日中虫眼鏡で人を見るのではなく、もっと鏡を見なければならない」と述べました。
報道によりますと、米国の退役海軍陸戦隊員で、現在は米国防総省に勤務しているフランツ・ゲイル氏は、以前「環球時報」に米国が台湾問題で中国と公然と対峙していることに反対する文章を掲載したことで米軍の調査を受け、早期に公職を失う可能性があるとのことです。
趙報道官は、「疑問に思う方も多いと思いますが、米国はこれまでずっと、いわゆる言論の自由、秩序、公理、正義の化身を標榜して来たのではないか?米政府の立場と一致しない文章を発表して調査されたからといって、巨大な米国では筆者の個人的な見解であることが明らかな文章でさえも容認できないのだろうか」と指摘しました。(馬げつ、坂下)