北京
PM2.577
23/19
中国国家宇宙局は12日、北京で記者会見を開き、中国の初回の火星探査について紹介しました。中国国家宇宙局の報道官は、火星探査機の軌道上の衛星の安全を確保するため、中国はアメリカ航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)と火星探査機の軌道データの交換を行っていることを明らかにしました。
報道官は天問一号の火星探査の中で、中国国家宇宙局とESA、フランス国立宇宙研究センター(CNES)、アルゼンチン宇宙活動委員会(CONAE)、オーストリア研究促進庁・航空宇宙局(FFG)の4つの宇宙航空機関が荷重搭載、観測・制御などの形で協力を行うと共に、フランス、オーストリア、ロシアなどの関連機関と天問一号火星探査データの応用協力について意思疎通を保っていると示しました。その上で、このほど、NASAやESAと火星探査機の軌道データ交換を行っていることも明らかにしました。(ヒガシ、星)