北京
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旧暦5月5日は中国の伝統的な祝日である端午の節句に当たり、今年は西暦の6月14日に当たります。直前の2日が週末に重なるため、今年は12日からの三連休になります。交通機関は11日から15日にかけて、5日間の連休特別運行体制を実施します。上海駅では、この期間中、1 日当たりの平均利用者数が39万4000人、合わせて197万人になると見込まれており、乗客数は2019年の同じ時期を上回る見込みです。
端午の節句休暇期間中の上海駅
その内、中短距離の乗客のほとんどは帰省や旅行を目的にしたもので、感染症の予防・抑制活動が常態化する中で、市民の外出意欲はますます旺盛です。さらに一部の都市では大学入試が終わったばかりで、卒業旅行に出かける学生が増えています。上海駅では期間中の利用者数のピークは12日で、この日の乗客数は57万人に達すると見込んでいます。
上海駅では乗客全員にマスクの着用や体温測定を行うよう求めており、政府部門も、頻繁な手洗いや消毒、大人数の集まりを避けるよう、市民に感染症防止対策の確実な実施を呼びかけています。(閣、坂下)