北京
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今年世界で唯一となる金環日食が北京時間6月10日に見られます。中国科学院上海天文台の斉朝祥研究員によりますと、今回の金環日食は北極圏あたりの観測条件が良く、中国の黒龍江省などでは程度の異なる部分日食が見られるということです。
また、今回の金環日食は主に太平洋の上空を通り、緯度の高いところで現れるため、北極圏周辺のカナダやロシアなどでよく観測されるということです。中国の多くの地域では見られませんが、黒龍江省などでは部分日食は見られものの、時間は短く、約3分ほどだということです。
天文予報によりますと、今回の金環日食は北京時間10日16時12分から21時11分までで、5時間近く続きます。中国では北京時間19時頃が一番観測しやすいということです。(閣、CK)