北京
PM2.577
23/19
中国科学院武漢ウイルス研究所の専門家がこのほど、「武漢実験室のコロナウイルス漏洩説」は全くの嘘であり、一部のメディアが報じた「ウイルス研究所の3人のスタッフがウイルスに感染した」というニュースはフェークニュースであると明らかにしました。これに対して、外交部の汪文斌報道官は10日の定例記者会見で、「米国の一部の政治家やメディアが『ウイルスは武漢ウイルス研究所から漏洩した』と大げさに宣伝しているが、これは20年ほど前に、米国がイラク戦争を引き起こすために、国際社会で『イラクは大規模な殺傷兵器を持っている』と宣伝したことを連想させる。その手法はあまりにも似ているからだ」と述べました。
汪報道官はさらに「米国の本当の目的がウィルスの起源解明にあるならば、なぜ科学者ではなく情報機関に頼るのだろうか。また、ウイルスの起源を探るためなら、なぜ90日以内に結論を出すようにしたのだろうか。米国が透明性を本当に重視するならば、米軍基地『フォート・ デトリック』に世界保健機関(WHO)の専門家をいつ招くのだろうか?」と反論しました。また、「コロナウイルス発生源の追跡を政治化するのは米国の私利のためであり、国際公益や各国人民の生命と健康を損ねてしまい、国際社会の警戒と反対を受けるべきだ」と指摘しました。(閣、CK)