北京
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外交部の汪文斌報道官は10日の定例記者会見で、「米国はこれまでワクチン接種は自国民を優先すると主張していたが、現在、COVAX(コバックス)ファシリティーへワクチンを寄付すると約束した。中国は米国の約束の早期実行を期待している」と述べました。COVAXファシリティーは新型コロナウイルスワクチンを共同調達して低中所得国などに供給する仕組みです。
報道によりますと、バイデン米大統領はG 7サミットで、COVAIXに5億回分のワクチンを寄付すると発表しました。
汪報道官によりますと、中国は感染症に打ち勝つ有力な武器として、ワクチンを全世界の公共財として、世界の民衆に最大限に利用してもらうことを終始主張してきました。中国はこれまで国際社会に団結を呼びかけ、ワクチンの研究開発と生産大国が責任を持ち、発展途上国が早くワクチンを利用し、負担できるように、実際の行動でCOVAIXを支持するよう期待してきました。中国政府と企業は寄付や輸出、共同生産など様々な方法で、各国の協力パートナーとワクチン協力を幅広く行い、世界におけるワクチンの公平かつ合理的な配分を促進するよう各方面と共に努力しています。(閣、CK)