北京
PM2.577
3/-2
ロシアの通信社スプートニクによりますと、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は7日、対話を進めるとともに、ロシアを「抑制」する努力を続けなければならないことでバイデン米大統領と合意したと述べました。また、中国関連の議題にも言及し、対中貿易、中国との接触を強調するとともに、中国の経済成長と先進的な軍事能力への投資を抑制すると宣言しました。
中国に関わる議題について、ストルテンベルグ事務総長は「中国の台頭は私たちの経済に貿易の機会をもたらしており、気候変動や軍備管理などの問題で中国と接触する必要がある」と表明しましたが、その後一転して「中国はNATOの価値観を共有していないため、NATOは太平洋地域の同盟国、主にオーストラリア、ニュージーランド、韓国、日本と協力して、中国の経済成長と先進的な軍事能力への投資を抑制しなければならない」と強調しました。(雲、浅野)