北京
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チベット絨毯は青海チベット高原に住む遊牧民の酷寒対策に欠かせない必需品です。
青海チベット高原での絨毯織りの歴史はおよそ3000年以上も前にさかのぼります。
チベット絨毯の使い方は「昼は座布団、夜は掛け布団、小さなものは馬の鞍(くら)の上に敷かれる」と表現されています。
青海省西寧市にある聖源地毯(絨毯)公司は現地の羊毛資源を生かして、伝統的でありながらファッショナブルなチベット絨毯をチベットの伝統文化を発揚し、農村部経済の振興を後押しする産業にしています。

バヨネットを使った手織りのこのチベット絨毯はおよそ14平方メートルの大きさで、完成するまでに2人がかりで2カ月かかります。

59歳の楊永良さんは聖源地毯公司の技術顧問で、無形文化遺産である「加牙(村名)チベット絨毯(西寧市湟中県加牙村生産の絨毯)織り技術」の7代目の継承者です。加牙村で作られるチベット絨毯は2006年に中国初の無形文化遺産リストに登録されました。
聖源地毯公司の機械織りチベット絨毯の年間生産面積は300万平方メートルにのぼり、遠く欧米や中東など、40以上の国と地域に輸出しています。(ジョウ、坂下)