北京
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オーストラリアの政論誌「インディペンデント・オーストラリア」は7日、「米国との同盟は、オーストラリアを中国に対抗する戦争の道へと導いている」と題する記事を掲載し、オーストラリアには中国と戦争することの恐ろしさを理解している人はほとんどいないと強調しました。以下はその内容の抜粋です。
第2次世界大戦での中国の死亡者数は控えめに見積もっても1500万人で、中国は戦争の代償を本当に知っている国です。それに比べ、オーストラリアには中国との戦争の結果について本当に考えている人はほとんどいません。
米シンクタンクのランド研究所など複数の機関による複数の模擬演習は、中国と戦争した場合、オーストラリアが敗者になる可能性が高いことを示唆しています。
中国(およびロシア)が米国にとって脅威となっているのは、何をしているかではなく、その存在であり、米国の世界覇権を脅かす代替的で成功している発展モデルを提供しています。
米国との同盟により、オーストラリアの中国に対する言辞と政策はどちらもより急進的なものとなっています。同盟とは手段であり、その目的は国家安全保障を実現することですが、今では同盟自体が目的となっています。
オーストラリアは現在、自国の最大の利益に反して行動しているため、米国との同盟による代償と結果について公に疑問視され議論されることは完全に適切です。(雲、柳川)