北京
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外交部の趙立堅報道官は8日の定例記者会見で、「ロシアが『オープンスカイズ条約』から脱退した直接の原因は、米国が国際社会の反対を押し切って一方的に条約から離脱し、関係国家間の軍事的相互信頼と透明性を著しく損なったからだ」と指摘しました。
ロシアのプーチン大統領は7日、オープンスカイズ条約から正式に脱退するための国内の法的手続きを完了する法令に署名し、6カ月後に脱退手続きを発効することになります。これについて、趙報道官は関連の質問に答えた際、「ロシアは条約を救うために尽力してきたが、米国などの締約国から積極的な回答は得られなかった」と示しました。
趙報道官はまた、「米国は長期にわたり冷戦思考に固執し、アメリカファーストを実行して相次いで約束を破棄し、グループや団体から脱退し、国際的な軍備管理と軍縮プロセスに深刻かつ消極的な影響を与えてきた」と述べました。(RYU、星)