北京
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王毅国務委員兼外交部長は7日、重慶市でASEAN輪番議長国のブルネイのエルワン第二外相と会談しました。
王外交部長はエルワン第二外相が中国とASEANの対話関係樹立30周年記念特別外相会議に出席することを歓迎した上で、ブルネイが今年のASEAN輪番議長国として重要な役割を積極的に発揮し、中国とASEANの関係や東アジアの協力発展を推進して、地域のコロナ戦いと発展協力を深めていることを賞賛しました。
また、王外交部長は、「今年は両国国交樹立30周年にあたる。両国は一連の祝賀行事を開催しており、中国は間もなく中国共産党創立100周年を迎え、社会主義現代化国家を全面的に建設する新たな道のりを進む。ブルネイを含む周辺国は終始中国の発展の道における良き友人、良きパートナーである。この重要な年に中国側はブルネイと伝統的な友好を発展させ、感染症対策の協力を深め、『一帯一路』を質の高い形で共同建設し、中国・ブルネイの戦略的協力パートナーシップが健全な発展の勢いを維持できるように推進していきたい」と示しました。
これを受けて、エルワン第二外相は中国共産党創立100周年、国連における中国の合法的地位回復50周年に祝意を表すとともに、コロナと戦うために中国側がブルネイに提供した貴重な支持に感謝を示しました。
さらに、エルワン第二外相は最近のミャンマー訪問の状況を紹介し、王外交部長は、「ミャンマー問題における中国側とASEANの立場と見方は全体的に一致している。われわれは引き続きASEANと協力し、ミャンマーの各方面が人民の利益を重視して、冷静に自制を保ち、各種の暴力をなくすよう共に推進していきたい」と述べました。
一方、エルワン第二外相は、「ASEANは中国が引き続き、ミャンマー問題で重要的かつ建設的な役割を果たしていることを賞賛、支持している。中国側とは先ほど述べた分野で協調を強化し、協力を展開していくことを望んでいる」と表明しました。(雲、星)