北京
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王毅国務委員兼外交部長は7日に重慶市で、ASEANの林玉輝事務総長と会談しました。
王外交部長は、「今年は中国ASEAN対話関係樹立30周年にあたる。この30年、双方の関係は飛躍的な発展を遂げ、すでに地域の平和の安定と繁栄的な発展の重要な柱となっている。中国は引き続き、ASEAN諸国と団結してコロナと戦い、ASEANの要求に応じて、ASEAN諸国により多くのワクチンを提供し、ワクチンの研究生産、調達、監督管理、接種協力を展開する。中国はASEAN防疫基金、緊急医療物資備蓄庫を継続して支持する」と述べました。
王外交部長はまた、「中国は『ASEAN全面回復枠組』についてASEAN諸国と検討し、枠組み内で特定された重点分野におけるASEANとの実務協力を展開していく。中国側はすでに『地域的な包括的経済連携協定 (RCEP)』の批准を完了している。ASEAN諸国が批准プロセスを加速し、協定の早期発効・実施を推進して、各国人民にいち早く恩恵をもたらし、経済回復の加速を後押しすることを望んでいる」と示しました。
一方、林事務総長は、「新型コロナに直面して、ASEANと中国は『同舟共済』の精神を示し、ASEANの防疫に対する中国側の貴重な支持と援助に感謝する」と表しました。そして、「ASEANと中国が対話関係を樹立してからの30年で、双方の政治的相互信頼は向上し、協力は引き続き深化している。伝統的友情は日々深まっている」と強調しました。(moku,星)