北京
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先日、オーストラリア放送協会(ABC)の幹部は、「客観性に欠ける」「モリソン氏を中傷している」などの理由で、同協会が制作し、月曜日に放送予定だった、同国のモリソン首相に関するネガティブな報道を内容とする番組を放送中止にすることを決定しました。
オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド紙の報道によりますと、この番組は、欧米で物議を醸している政治的陰謀集団「アノニマスQ」とモリソン首相の関係をテーマにしたもので、モリソン首相が米の組織「アノニマスQ」の影響を受け、トランプ前大統領に協力して中国の武漢ウイルス研究所を中傷し、オーストラリアのメディアにこれらの陰謀論を氾濫させたという内容が中心だということです。
結果、この番組は、政治的な妨害によって放送が妨げられただけでなく、「客観性に欠ける」「モリソン氏を中傷している」というレッテルが貼られました。この一件は、オーストラリアメディアの実態を暴く動きと見られています。(ミン・イヒョウ、CK)