北京
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欧州の格安航空会社ライアンエアーの旅客機がベラルーシのミンスクの空港に緊急着陸した件について、外交部の汪文斌報道官は4日の定例記者会見で、「この事件を判断し、処理するにあたっては、恣意的な情報選択やダブルスタンダードな手法を用いてはならない」と述べました。
ライアンエアー機の緊急着陸は国際社会からの注目を集め続けています。ベラルーシのテレビ局はこの件に関する調査番組を制作・放送しました。また、国際民間航空機関(ICAO)は先月末ごろ、事件調査の開始を決定したと発表しました。一方で、米国は6月3日からベラルーシの国有企業9社に対して経済制裁を再開しています。
汪報道官は関連の質問に答えた際、「この事件に対する関係各側の判断と処理は、『国連憲章』の主旨と原則、および国際法に合致し、事実と証拠に立脚しなければならない。恣意的な情報選択やダブルスタンダードな手法を用いてはならず、政治利用を避けなければならない」と指摘しました。(RYU、謙)