習主席、ドミニカ共和国大統領と電話会談

　習近平国家主席は2日夜、ドミニカ共和国のアビナデル大統領と電話で会談しました。

　習主席は、「新型コロナウイルス感染症の発生以来、中国とドミニカ共和国は互いに支持し合い、同じ船に乗る者として助け合ってきた。中国はドミニカ共和国と共に、両国関係がより大きな発展を収め、新たな段階へ進むように働きかけていきたい」と述べました。

　習主席は、「中国共産党は建党100周年を迎える。今年は中国の『第14次五カ年計画』の始まりの年でもあり、中国はより高いレベルで開放を拡大し、両国の協力により多くのチャンスをもたらすだろう。ドミニカ共和国が、中国とカリブ・中米諸国との関係や中国と中南米の協力を促進するために積極的な役割を果たすよう期待する」と強調しました。

　アビナデル大統領は、「中国共産党が建党100周年を迎えることを祝賀する。中国が提供した医療物資やワクチンがドミニカ共和国の新型コロナ対応で重要な役割を果たしたことに心からの感謝を申し上げたい。ドミニカ共和国は『一つの中国』政策を揺るぎなく堅持し、中国と交流を強化し、経済・貿易などの分野での協力を拡大したい」と述べました。（玉華、柳川）