北京
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世界保健機関(WHO)は現地時間1日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンを緊急使用リストに盛り込んだと発表しました。
WHOは声明の中で、「シノバックのコロナワクチンの安全性と効果は国際基準に合致する」と指摘しました。また、WHOのマリアンジェラ・シモン事務局長補は、「世界は多種類のコロナワクチンでワクチン配布の不平等問題を解決する必要に迫られている。WHOは、ワクチンの生産メーカーが、新型コロナウイルスワクチンを共同購入し途上国などに分配する国際的な枠組み(COVAX)に参加し、専門知識やデータを分かち合い、新型コロナの抑制に貢献していくよう促している」と表明しました。(藍、浅野)