北京
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王毅国務委員兼外交部長はこのほど貴州省貴陽市で、中国を訪問中のポーランド、セルビア、アイルランド、ハンガリーの外相とそれぞれ会談しました。中国が欧州諸国の外相と対面で会談するのは今年に入ってから今回が初めてです。
王外交部長は5月31日、ハンガリーのシーヤールトー・ペーテル外相との共同記者会見で、「2020年に中国と欧州は新型コロナウイルス感染症による影響を克服して、知的財産権の保護やグリーンモデルチェンジ、投資協定に関する交渉などの分野で成果を収めた」と高く評価しました。その上で、目下の中欧関係の難局について、「中国側が望んだものではなく、双方の根本的かつ長期的な利益に全く合致しない」とし、対話を強化し、障害を的確に克服し、新たな協力を続ける必要性を強調しました。
王外交部長は、一連の会談で、「ポストコロナ時代のより複雑で多様な世界的な試練に対し、双方は全面的な戦略パートナーとして、大局と長期的な視点から、協調と協力を強化し、人類運命共同体を構築しなければならない」との考えで一致したことを明らかにしました。(朱、柳川)