北京
PM2.577
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国家情報農業工程技術センターと南京農業大学が主導する「100+スマート農場プロジェクト」が30日、湖南省長沙市で契約調印式を行い、同契約に基づく「スマート農場イノベーション共同事業体」も発足しました。
同プロジェクトは、第14次五カ年計画の終了年である2025年までに、全国でスマート化された無人農場100カ所以上を設立し、国家級の「スマート農場ネットワーク」を構築することを目指します。
同プロジェクトでは特に、水稲、コムギ、トウモロコシなど主たる食糧作物についての強みを持つそれぞれの地域で、デジタル化されたモデル農場を100カ所以上建設することに力が入れられます。農場1カ所の面積は平均1万ムー(約667ヘクタール)強で、計100万ムー(約6万6700ヘクタール)にのぼる国家級デジタル化農場ネットワークが構築されることになります。そして、ビッグデータに基づく機械学習(ML)や深層学習(DL)を分析ツールとする「農業AI(人工知能)政策決定センター」を設立し、「5G(第五世代移動通信システム)+モデル農場」を打ち出すことで、中国農業の標準化と現代化の発展を支えていきます。(ジョウ、鈴木)