雄安新区、外部と結ぶ幹線道路網ほぼ形成

北京・雄安高速道路と首都環状線を結ぶインターチェンジ

　北京と雄安新区を結ぶ高速道路の河北区間、栄成・烏海高速道路新線、北京・徳州高速道路1期プロジェクトが29日に開通しました。すでに開通した北京・香港・マカオ線、大慶・広州線、栄成・烏海線、天津・石家庄線も加わり、雄安新区を外部と結ぶ「四縦三横」の基幹道路網がほぼ全面的に出来上がりました。雄安新区と北京・天津・河北間の移動はこれにより、大幅に時間が短縮され、今後、この地域で展開される大規模建設にさらに拍車がかかるとみられています。

　北京・雄安高速道路は北京と雄安新区を結ぶ最も便利な道路で、うち、河北区間約75キロ、北京区間約27キロ。北京区間は現在工事中で、年内に竣工予定。栄成・烏海高速道路新線は雄安新区が天津港、黄驊港（河北省）などの港湾に出る時の主要通路です。北京・徳州高速道路1期プロジェクトは雄安新区と北京大興国際空港を結ぶ通路で、今後はさらに南へと延伸し、雄安新区から河北省中南部、山東省西部に行く時の重要な通路になる見込みです。（殷、Yan）