習主席、科学技術の自立・自強の実現を強調

　中国科学院と中国工程院の両院院士大会、中国科学技術協会第10回全国代表大会が28日、北京で開かれました。その際、中国の最高指導者習近平国家主席が重要な談話を発表し、科学技術の自立、自らの強化を国家発展の戦略的な支えとすることを強調しました。

　習主席は科学技術イノベーションを極めて重要視し、イノベーションを国家発展の核心と位置づけています。2014年6月9日に開かれた両院院士大会で、習主席は、「人材は科学技術イノベーションの最重要要素である。事業のイノベーションは創造力のある人材を呼び寄せる。人材を尊重することは、中華民族の昔からの伝統である」と述べました。

　また、2018年5月28日に開かれた両院院士大会で習主席は、「イノベーションは開かれた環境下でできることであり、決して閉ざされた環境ではできない。世界中のエネルギーやパワーが必要である」と強調しました。さらに、「コア技術はもらえず、買えず、教えてもらえないものであることは、これまで多くの実践の中で分かってきたことである」と示しました。（閣、星）