米サンノゼの銃撃事件、少なくとも8人が死亡

　米国の警察当局によりますと、米国西部のカリフォルニア州北部のサンノゼ市で26日朝発生した銃撃事件で、少なくとも8人が死亡し、1人が負傷しました。容疑者は現場で自殺したとのことです。

　サンノゼが所在するサンタクララ郡の警察当局は、「銃撃事件は現地時間午前6時30分ごろ発生した」と明らかにしました。現地メディアによりますと、容疑者は57歳の男で、男の自宅では当日朝、火災が発生しました。警察側は犯行動機をまだ特定しておらず、火災と銃撃事件に関連があるかどうかを調査しているとのことです。

　米国では、銃撃事件が頻発しています。米メディアの報道によりますと、2020年、米国では2万人近くが銃撃事件で死亡し、また、2万4000人が銃を使って自殺しました。今年に入り、米国の銃による問題はさらに悪化しており、ジョージア州やコロラド州、カリフォルニア州などではこのところ、大きな銃撃事件が相次いでいるとのことです。（玉華、浅野）