北京
PM2.577
23/19
外交部の趙立堅報道官は27日の定例記者会見で、「米国の一部の人間は、新型コロナウイルスの科学的起源を真摯に調べることにはまったく興味がなく、ただ感染症による汚名を着せ、政治的操作によって責任転嫁を狙おうとしているだけだ」と指摘しました。
報道によりますと、バイデン米大統領は26日、情報部門に新型コロナウイルスの起源が自然界由来なのか、それとも実験室での事故によるものなのかを調べるよう命じました。
これを受けて、趙報道官は、「米国が情報部門を動員して所謂ウイルスの起源調査を行う目的と動機は誰の目にも明らかだ。米情報部門の暗黒の歴史は早くから世間によく知られている。当時、イラクの大量破壊兵器の証拠として、洗濯用洗剤らしき粉末の入れた小瓶を使ったが、これなどは実にアメリカの諜報機関の『傑作』だった。 このような、いささかの信頼性もない情報機関が出したいわゆる『調査』結果に、どのような信憑性があるのだろうか」と強調しました。
趙報道官はさらに、米国側も中国と同様に、ウイルスの起源に関して科学的な態度でただちに世界保健機関(WHO)と研究協力を行い、米国自体に対して全面的かつ透明で、証拠に基づいた国際調査を行い、国際社会からの懸念に十分に応えるよう呼びかけました。(Lin、)