中米は経済貿易協定第一段階の実施に共に努力を＝商務部

　中国が5月7日から米国からのトウモロコシの購入を加速していることが米農務省のデータで分かりました。これを受けて、商務部の高峰報道官は27日の定例記者会見で、「中米間の第一段階の経済貿易協定は中米両国だけでなく、世界全体にとっても有益である。双方は共に努力しながら、協定の実行を推進する雰囲気と条件を作っていくべきだ」と述べました。

　また、27日午前、中国共産党中央政治局委員で中米包括経済対話の中国側代表を務める国務院の劉鶴副総理は、米通商代表部（USTR）のキャサリン・タイ代表と電話協議しました。これについて、高報道官は「双方は二国間貿易の発展は非常に重要であることを認め、それぞれが関心を寄せる問題について意見を交わし、意志疎通を継続することで合意した」と述べました。（Lin、坂下）