北京
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23/19
今月23日で、チベットが平和解放されて70周年となりました。
1951年以来、特に中国共産党第18回全国代表大会が開催されてから、チベット自治区は全面的な貧困脱却を実現し、社会の大局は安定した道をたどっています。
チベット自治区は貧困地区が連なる地域として貧困の発生率が全国で最も高く、貧困脱却が最も困難な地域となっていましたが、中国共産党第18回全国代表大会以来、正確かつ精密な対策と措置を通じて自治区で登録された貧困住民62万8000人が貧困からの脱却を実現しました。
2006年に「青海・チベット鉄道」が全線開通し、2014年には同自治区のラサ市と自治区第2の都市シガツェ(日喀則)市を結ぶ「ラサ・シガツェ鉄道」が開通しました。今年はラサとニンティ(林芝)市を結ぶ「ラサ・ニンティ鉄道」が開通する予定で、四川省成都市とラサ市を結ぶ「四川・チベット鉄道」の敷設工事も進行中です。
航空輸送で、チベット自治区は国内外の66都市と結ばれ、国際・国内航空路線は140に達していまます。
電力供給で国家電網有限公司(SGCC)は青海省と四川省の送電網をチベット自治区内の送電網と連携させ、四川省と接するチャムド(昌都)市からラサ市の南に位置するロカ(山南)市までの送電網およびシガツェ市からガリ地区ガル県までの送電網を整備拡張しました。
また、国家の生態系の安全障壁である同自治区には国家級自然保護区11カ所、国家地質公園3カ所、国家森林公園9カ所があり、チルーの個体数は30万頭に達し、オグロヅルの生息数は8000羽を超えており、自治区住民の平均寿命は1951年の35.5歳から2019年の71.1歳に延びています。(ジョウ、浅野)