北京
PM2.577
23/19
マハティール前首相(資料写真)
日本経済新聞の20日の報道によりますと、マレーシアのマハティール前首相は、米国、日本、豪州、インドの4カ国で作る「クアッド」に対して、「世界経済に深刻な影響を及ぼす恐れがあるため、中国を怒らせてはならない」として、4カ国に慎重な行動を求めました。
マハティール前首相は、また、「『クアッド』は時代遅れの包囲的戦略である。このような戦略は敵を包囲しようとするものであるが、そうすれば敵から報復されることになる。『クアッド』は安定と共通した経済利益を目標とし、中国と平和的な対話をすべきである」と指摘しました。
さらに、米国の対中関係については、「前任のトランプ氏による強硬姿勢とは違い、バイデン大統領は中国との関係を修復できる」との見方を示したということです。(鵬、CK)