習主席、パキスタン大統領と祝電交換

　習近平国家主席は21日、パキスタンのアルビ大統領と、中パ国交樹立70周年に際しての祝電を送りあいました。

　習主席は祝電で、「中国とパキスタンは全天候型戦略協力パートナーであり、互いの核心的利益や関心を寄せる問題でしっかりと支持しあってきた。両国の相互信頼と友情は70年間の国際情勢の目まぐるしい変化による試練を受けても、一貫して強固だった。新型コロナウイルス感染症が発生してからは、苦難を共にし、誠実に支援し合い、両国の頑強な友情は一層深まった」と表明しました。

　習主席はさらに、「中パ関係の発展を極めて重視し、大統領と共に、両国の戦略的意思疎通と実務協力を深め、中パ経済回廊の質の高い運営を推進し、新時代のより緊密な中パ運命共同体を共同で構築して両国および両国国民に幸せをもたらしたい」と強調しました。

　アルビ大統領は祝電で、「パ中両国は70年来、一貫して一致団結し、信頼し合い、尊重し合い、支持し合ってきた。パキスタンは、新型コロナウイルス感染症に対応するために中国が貴重な支援を提供したことに心から感謝する。中国と密に協力して国交樹立70年の祝賀活動をしっかりと実行し、新時代のより緊密なパ中運命共同体を構築していきたい」と述べました。（玉華、鈴木）