北京
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23/19
中国国務院共同予防・抑制メカニズムの関係者は20日に行った記者会見で、「中国の新型コロナウイルス用ワクチンの接種回数は累計4億5000万回近くに到達」「中国の既存の新型コロナウイルス用ワクチンはインドの変異株に対しても有効」であることが明らかにされました。
中国国家衛生健康委員会の米鋒報道官は20日の記者会見で、中国国内での新型コロナウイルスワクチン接種回数は現時点までに累計で4億5000万回近くに達したことを明らかにしました。
米報道官はまた「最近では、各地の人々が先を争ってワクチン接種を受けている。5月19日までに、全国の新型コロナウイルス用ワクチンの接種回数は累計4億4951万1000回に達した。うち、直近の8日間における接種回数は1億回以上に達した」と説明しました。
中国疾病コントロールセンターの邵一鳴研究員は、「中国の既存の新型コロナウイルスワクチンは、インド変異株に対応できる。対応できない変異株が発生すればすぐに、新しいワクチンが使用されるだろう」と述べました。
最近になり、遼寧省や安徽省などで現地感染の集中発生が起きています。専門家は、「今回の疫病感染の規模はそれほど大きくはならないが、中国では海外から感染輸入の防止に対する圧力が引き続き高まっている。感染症の予防・抑制作業はいささかも気をぬくことができない」と指摘しました。(HJ、鈴木)