北京
PM2.577
23/19
中国外交部の趙立堅報道官は20日の定例記者会見で質問に答えて、「双方の合意を経て、中国・フィリピン南海問題二国間協議メカニズム第6回会議が21日にテレビ形式で開催される」と説明しました。
趙報道官は、「中国外交部の呉江浩部長助理とフィリピン外務省のエリザベス副外相が各自の外交、国防、天然資源、農業、生態環境などの部門の代表を率いて会議に出席する。現在の南海情勢と両国間の海洋問題について意見を交換し、海上救難、海洋漁業、海洋生態環境の保護と科学研究などの分野における交流と協力の拡大を模索する」と述べました。
中国とフィリピンは2017年に、信頼できる措置の確立および海上の安全と協力の促進を模索することを目的とする南海問題二国間協議メカニズム(BCM)を構築しました。同メカニズムの下で、すでに5回の会議が開催されました。同メカニズムは、両国関係の健全かつ安定した発展と南海の平和と安定の維持のために積極的な役割を果たしています。(張、鈴木)