北京
PM2.577
23/19
中国国家統計局が19日に発表したデータによりますと、2020年の都市部就労者の平均年収は7万9854元(日本円で約135万円)となり、前の年の同じ時期ろ比べて6.1%増加したということです。
今回の統計は、年間売上高が2000万元以上の工業企業と200万元以上の商業企業という、一定規模以上の企業の従業員を対象とするものです。職種別で見ると、情報通信やITなど技術力を求められる業界の平均年収の増加幅は10%で、一昨年と比べて0.7ポイント上昇しました。一方、交通運輸や飲食、宿泊、観光などのサービス業はコロナ禍の影響を受け、増加幅が大きく鈍化しています。
また、都市部就労者給与の全体的な増加について、国家統計局の責任者は、「経済収益やマクロ政策など多重の要因が入り混じる結果だ。コロナ後の各地方の減税措置や雇用安定化に向けた取組みで企業側の運営コストが効果的に減少したことで、給与の増加にもつながった」としています。