北京
PM2.577
23/19
米国のブリンケン国務長官がこのほど、パレスチナとイスラエルの衝突について「米国は安保理の外交行動を妨害せず、静かで集中的な外交活動を継続する」と語りました。これについて、外交部の趙立堅報道官は19日の定例記者会見で、「米国は有言実行し、多国間主義を取り戻し、大国が果たすべき責任を負い、安保理による緊張情勢の緩和を支持すべきだ」と語りました。
趙報道官は「米国側の言う『静かで集中的な外交活動』が何を指すのか、それがどんな効果をもたらしているのか読み取れない。実際に目にしているのは、パレスチナとイスラエルの衝突のエスカレートだけだ」と語りました。
さらに、趙報道官は「王毅国務委員兼外交部長が先日提唱した情勢緩和に関する主張は、国際的に良好な反響を呼んでいる。アラブ諸国とイスラム諸国は中国が国際準則を堅持していると賞賛し、『中国の立場と主張は大国としての責任を表した』との認識を示した」と語りました。(李、謙)