北京
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四川省南東部に位置する金沙江白鶴灘水力発電所の建設は現在最終段階を迎えています。ダム湖の水位は現在752.5メートルに達しており、発電ユニットは既に導水管への取水が完了しています。25日には水位が765メートルに達する計画で、合計16基の発電ユニットの取り付け作業が整然と進められています。
建設中の白鶴灘水力発電所
白鶴灘水力発電所は四川省寧南県と雲南省巧家県の境、金沙江本流の下流部分に位置しており、揚子江上流を開発、管理する上で重要な水力発電プロジェクトです。国家のエネルギー戦略である「西電東送」の基幹電源スポットであり、揚子江の洪水防止体系上での重要な構成部分でもあります。発電所の総出力は1600万キロワットで、2021年7月に第一陣の発電ユニットの運転を開始し、2022年7月にはすべての発電ユニットが稼働する計画です。(閣、坂下)