北京
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中国共産党中央委員会の習近平総書記は13日、河南省南陽市西部の淅川県を起点とする「南水北調」プロジェクトの中央送水ルートを視察し、送水ルートの管理・運営、水源地の生態環境保全、建設地の住民の移住などについて確認しました。
「南水北調」プロジェクトは中国の戦略的インフラ建設で、世界最大規模の人工送水運河です。送水開始以来、430億立方メートル以上にのぼる長江流域の水を水不足の北方地域に送り、送水ルートに位置する42都市の住民1億4000万人の需要を満たしています。(ジョウ、浅野)
陶岔渠首:「南水北調」中央送水ルートの起点
水源地である丹江口ダムでは今年1月1日から全面的な禁漁が実施され、禁漁期間は暫定的に10年間とされています。
ダムでの水質観測。
丹江口ダムはアジア最大の人工淡水湖です。
水源地周辺や送水ルート両岸の広範囲で無公害の作物が栽培されています。