北京
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外交部の華春瑩報道官は12日、米国が国内外のバイオ軍事化活動について全面的に説明するとともに、その実験施設と関連活動の合法性、透明性、安全性を確保するために着実に行動するよう改めて促しました。
華報道官は同日の定例記者会見で、「中国は米国に対し、自国内外にあるバイオ軍事化活動について全面的に説明を行うよう何度も呼びかけてきた。これはロシアを含む多くの国の共通した関心事でもある。遺憾なことに、米国はこれまで実質的な対応を一切してこなかった」と指摘しました。
華報道官はその上で、「われわれは米国に全面的な説明を行うとともに、そのバイオ実験施設と関連活動が合法、透明、安全であることを確保するために着実に行動するよう改めて促す」と述べました。 華報道官はさらに、「生物兵器禁止に関する査察メカニズムの構築は国際社会の共通認識だ。懸念を解消し、相互信頼を確立するための最も効果的な道筋でもある。中国は米国に、米国だけが単独に関連交渉プロセスの再開を妨害していることをやめるよう改めて促す」と表明しました。(Yan、鈴木)