北京
PM2.577
23/19
華春瑩報道官
外交部の華春瑩報道官は12日の定例記者会見で、セーシェルにおける中国製ワクチンの有効性を疑問視する外国メディアの報道に反論しました。華報道官は「セーシェル大統領は当該記事を明確に否定し、中国製ワクチンが同国の感染症対策で良い効果を出していると表明した」と説明しました。
華報道官は関連質問に答えた際、「一部の西側メディアはともすれば、中国製ワクチンの安全性と有効性を中傷し、中国をやり玉に挙げて偽の情報をばらまく。『中国に関係するものはすべて否定』という不健全な心理状態が露呈している」と指摘しました。
華報道官は同時に、米国の大手メディアであるブルームバーグの報道を引き合いに、「ブルームバーグが『中国の科興(シノバック)製ワクチンは現実世界の調査研究で非常に有効』と題した記事を発表したことに留意している。この記事はインドネシア保健相の話を引用し、科興製のワクチンを接種した同国の医療従事者を追跡調査した結果、接種者に死亡するケースは発生しておらず、入院を免れる有効率は96%で、感染を免れる有効率は94%だったことが判明したと報じた。すべてのメディアが客観的で、公正かつ真実の原則を守り、事実を出発点として、不偏不党かつ客観的で公正に感染症流行の状況とワクチンに関する情報を報道し、発展途上国のワクチンの入手可能性と費用負担可能性を実現するよう声を多く出し、プラスの力となる声を多く出すことを望んでいる」と述べました。(Yan、鈴木)