王毅国務委員兼外交部長、ウズベキスタン外相と会談

　王毅国務委員兼外交部長は11日、陝西省西安市で、「中国＋中央アジア5カ国」外相第2回会合に出席するため中国を訪れているウズベキスタンのカミロフ外相と会談しました。

　王外交部長は会談で、「双方は両国の政府間協力委員会の統一的な協調の役割を着実に発揮させ、協力方式の革新を行い、協力レベルを引き上げ、ポストコロナの時代の双方の経済回復を後押しする必要がある。中国はウズベキスタンと共に、『一帯一路』イニシアチブとウズベキスタンの新たな発展計画とを深く連結することを共に推進し、両国の協力による優位性の相互補完の実現を推し進め、『中国・ウズベキスタン中長期経済貿易協力計画』の締結を急ぎ、双方の貿易と投資の利便化を促進する。また、両国の国交樹立30周年を契機に、教育、文化、観光、スポーツなどの分野での協力を強化し、中国との伝統的友情を発揚させていく」と述べました。

　一方のカミロフ外相は、「両国の全面的戦略パートナーシップは新型コロナの試練にも耐えることができた。ウズベキスタンは一つの中国の原則を断固として実行し、中国への内政干渉に断固反対し、中国が国家の主権と領土保全を守ることを全力で支持する。ウズベキスタンは中国共産党創立100周年を熱烈に祝賀し、来年の両国国交樹立30周年を契機に、両国関係のさらなる発展を推進していけることに期待している。また、引き続き中国とワクチン協力を展開していきたい。双方がいち早く政府間協力委員会会議を開催し、貧困削減、相互接続、『三つの勢力』の取締りの協力を強化し、『一帯一路』建設を共同で推進することを希望する」との考えを示しました。（RYU、謙）