北京
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王毅国務委員兼外交部長は10日、陝西省西安で中国を訪問中のトルクメニスタンのラシッド・メレドフ副首相兼外相や、シェルダル・ベルディムハメドフ副首相と会談を行いました。
王毅外交部長は「今年は中国共産党の創立100周年で、来年に中国・トルクメニスタンの国交樹立30周年を迎える。双方が両国元首の重要な合意に基づいて、より活気ある両国関係の構築に共同で取り組むことを望んでいる」と表明しました。さらに「天然ガスの協力は両国関係の『安定器』である」とし、「長期的で、未来に目を向けた全面的な協力案をトルクメニスタンと検討したい。これと同時に、双方は非資源分野の協力を拡大し、相互協力の新しいエンジンを構築し、トルクメニスタンの自主的な発展能力を高め、互恵とウィンウィンを実現すべきである」との考えを示し、中国側は引き続き感染症対策でトルクメニスタンにできる限りの支援と援助を提供していくとの姿勢を示しました。
また、台湾や新疆問題について王外交部長は、双方が手を携えて内政不干渉などの国際関係準則を守るべきだと強調し、台湾や新疆など中国のコア利益に関わる問題で中国を断固支持することについてトルクメニスタン側に感謝の意を示しました。
これに対してメレドフ副首相とベルディムハメドフ副首相は、両国元首の戦略的指導の下で、両国関係は急速な発展の勢いを維持しているとし、双方は引き続き天然ガス分野の協力を強化し、同時に政治、外交、経済貿易などの分野での協力を一層強化し、拡大していくべきだと表明しました。(Mou、浅野)